7月 安全管理委員会だより

転倒しない身体つくり その(2)
帝京平成大学 加藤浩人准教授先生の転倒予防勉強会に参加し参考となりましたので、紹介します。
前回、転倒予防がいかに大事かを考えました。またその為に太もも前側の筋肉を鍛えましょうと提案されています。先だって、ボウリング同好会の高齢女性が車止めにつまずき転倒したそうです。幸い指の骨折で済んだそうですが、常日頃少しでも運動をしている効果かなと思っています。
転倒予防のために 運動が必要不可欠な理由
バランス能力、脚力が低下することにより、転倒リスクが高くなります。加えて、脚部の筋肉量が減少することに伴い、骨密度が低下し、大腿骨を骨折しやすくなります。
その為にも大腿部を主に対象とした運動が必要不可欠なのです。
さらに、先生の講義では3択のクイズ形式でしたが、簡潔に答えを纏めます。
- 高齢者にとって1日当たりの目標歩数
6000~8000歩 - 高齢者の医療費抑制に対して効果が高い運動強度
ややきつい運動(ウオーキングで話すのがややきつい程度)を20分程度組み込む - 筋力トレーニングで効果が高い時間帯
昼3時頃 - 寿命と関連の深い筋力は握力です、この握力を高めるトレ-ニング
スクワット - 認知症予防に効果が高い運動部位
大腿部
以上、の回答でした
筋力を鍛える事は色々な効果があるようです、そこで毎回お配りしている『転倒しにくい身体づくり』帝京平成大学 加藤准教授監修を参考にして、少しでも体力の温存、更には向上につなげましょう。
転倒しない身体つくり その(1)はこちらから