理事会報告

令和4年度 第1回理事会

令和4年4月20日(水)午後2時から
さくら会館第4集会室

報告事例

令和3年度決算等報告(速報)について

事務局より令和3年度決算及び事業実績の速報値(概算値)の報告がありました。

事業実績

会員登録状況は、令和3年度末時点では、令和2年度末の709名から34名減少し675名となり、遂に600人台まで減少しました。この登録数は、現在受注している就業を安定的に履行するための必要最低限度の登録数であり、ギリギリの状態です。

受託件数は、前年度3,069件に比べ101件増の3,170件となりました。新型コロナの影響による受注件数の減少を取り戻すことができました。

就業人員ですが、実人員は510人、前年度比8名減となりました。この要因も、登録会員数の減少によるものです。延実人員については、受注件数の増加等により前年度比971名増加し、14,928名となりました。また、延日人員も前年度比2,595人増加し、これも受注件数の増加によるものと解しています。

契約金額は、前年度比、368万8,333円増加し、3億4,282万3,703円となりました。要因は、コロナ禍の中で受注件数の増加やこれまで段階的に取り組んできた赤字事業の解消によるものです。

次に決算の状況ですが、Ⅰ、一般正味財産増減の部、1.経常増減の部では、経常収益計(事業収益や受取補助金等の収入の総合計)は、3億9,614万4,377円で、前年度比545万8,689円の増額です。これは、契約件数の増加、赤字事業解消の取組、コロナウィルスの影響による減収に対し市の請負事業については、補填をしていただいたことにより増加することが出来ました。

経常費用計(費用の総計)は、3億8,519万710円で、前年度比53万8,211円を減額することが出来ました。これは、コロナ禍により会議、研修等の開催が中止になったり、縮小になったり、リモートによる開催となったことにより、支出が減少したためです。

当期経常増減額は、1,095万3,667円の増額(黒字)となり好調な運営をすることができました。2.経常外増減の部については、経常外収益、経常外費用はなく、一般正味財産期末残高は、当期一般正味財産増減額1,095万3,667円を加え、9,553万4,051円となりました。

Ⅱ、指定正味財産増減の部、(1)収益では、前年度比40万円の増額となり、70万円となりました。(2)費用では、前年度にいただいていた本年度分の補助金39万9,996円を、令和3年度に使用するため、一般正味財産へ振替を行ないました。これにより、30万4円増額となり、指定正味財産期末残高は、226万6,912円となっています。

一般正味財産期末残高と指定正味財産期末残高の合計であるⅢ正味財産期末残高は、9,780万963円となり、前年度比1,125万3,671円増額となりました。

事務局長は、この大幅な収益の増額をうけ、より一層の会員拡大及び会員の就業環境改善や安全対策に取り組むために、また、直近の決算を反映した予算編成への移行をするため、令和3年度の決算を反映した補正予算編成を至急開始するとの発言があり、理事の賛同を得ています。

議案第1号 新入会員の承認について

(令和4年3月17日~令和4年4月16日まで)

新たに男性が7名、女性2名の合計9名の入会が承認されました。

また、男性11名、女性7名、計18名の退会がありました。退会理由は、病気による方が7名、加齢が5名、希望する就業がないが2名、就職が2名でした。転居が1名、その他1名です。3月末の会員数は2月末からは10名減り、675名となりました。

3月末の就業率が88.9%となり、9割の方が何らかの就業に就いていますが、未就業の方たちは、高齢であることや希望の就業が無い方であるため、シフト制による就業に欠員が発生した場合の即時補填が困難な状況にあることを示しており、会員拡大が急務となっています。

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