安全管理委員会だより(2024.06)

令和5年度賠償・傷害事故について

令和5年度は賠償事故2件、傷害事故8件発生しました。一覧にまとめましたのでご確認いただき、一人ひとりが再度安全を意識していただけるようお願いいたします。

賠償

4月

性別/年齢	女性/70代
事故発生時の 状況	就業中
内容	汚物室の洗面台（汚物流し台左側）にてモップを洗浄し終えた後、モップを流し台右側に置き振り返ったところ、汚物流し台のタンクの蓋が落下した。落下した蓋が汚物流し台に衝突し、蓋及び流し台が破損した。
原因	会員が立て掛けたモップが倒れてタンクの蓋に当たり、蓋が外れて落下したものと思われる。
再発防止	バケツの中にモップを立てかけていたので、別の場所に立てかける。

7月

性別/年齢	男性/80代
事故発生時の 状況	就業中
内容	車両から15ｍほど離れた位置で刈払機を使用し除草作業をしていたところ、刈払機によって発生した飛び石が駐車していた車両の左側ドアガラスに当たりガラスが割れた。
原因	養生をせずに刈払機を使用し作業を行っていたため。
再発防止	刈払機を使用する際は必ず養生をする。

傷害

7月

性別/年齢	女性/60代
事故発生時の 状況	就業中
内容	ゴミを出そうと袋を左手に持ち階段を降りていたところ、右足の靴が脱げそうになったことでバランスを崩し、右足の踵を打ちながら階段から落ちた。
原因	靴ひもが緩んでいた可能性がある。
再発防止	靴ひもの緩みを確認する。手すりにつかまりながら階段を降りる。

性別/年齢	女性/70代
事故発生時の 状況	就業途上
内容	就業先に自転車で向かっている途中、横断歩道のない道路を横断しようとしたところ、右側から来たバイクと衝突し下肢(左右)を打撲した。
原因	ぶつかった場所が緩やかな坂の上だったため、上ってきたバイクに気づきにくかった。また、当日は雨が降っており、合羽を着用しフードをかぶっていたため、視界不良によるものと思われる。
再発防止	横断歩道を渡る。服装に応じて左右確認を入念に行う。

8月

性別/年齢	男性/70代
事故発生時の 状況	就業中
内容	もくせいをバリカンで刈っていたところ、もくせいの中からハチが出てきたためハチスプレーを散布した。散布後作業を開始したが、残っていたハチに左手の甲を刺された。
原因	剪定作業によってハチを刺激してしまったため。
再発防止	作業開始前に柄の長いものでハチの有無を確認する。

9月

性別/年齢	男性/70代
事故発生時の 状況	就業中
内容	棚から工具を取り出そうとしたところ、不安定な状態で保管してあった金敷が落下し、落下した金敷が左手の親指と人差し指の間に当たり切ってしまった。
原因	金敷を棚の手前で保管していたため落ちやすい状態だった。
再発防止	棚の奥など、安全な位置で保管する。

性別/年齢	男性/70代
事故発生時の 状況	就業中
内容	広報配布作業中、配布物をポストに投函しようと敷地内を進んでいたところ、家の中で飼い主が抱きかかえていたプードルが突然腕を離れ、会員の左足に噛みついた。
原因	事故当日スライドドアが開いており、犬が外に出られる状態だった。

性別/年齢	女性/70代
事故発生時の 状況	就業途上
内容	就業先に自転車で向かっていたところ、一時停止をした際、よろけてしまい左側に転倒した。転倒した際左足が自転車の下敷きになり骨折した。
原因	緩やかな傾斜がある道で自転車を停めたため、バランスを崩してしまった。
再発防止	バランスの取れる位置で停止する。

11月

性別/年齢	男性/70代
事故発生時の 状況	就業途上
内容	16時頃、就業先から自転車にて帰宅中、後方から来た自転車に追突され右側に転倒し、右足小指を地面にぶつけて打撲した。
原因	相手方の不注意。
再発防止	反射材のあるものを着用し、自身の存在を知らせる。

12月

性別/年齢	男性70代
事故発生時の 状況	就業中
内容	松の剪定を終え、頬杖支柱と松の枝も間に敷いた剪定した枝を受けるためのブルーシートを片付けようとしたところ、ブルーシートを引っ張った際に松の枝も一緒に引っ張られてしまい、松の枝が右目に刺さってしまった。
原因	保護具を着用していなかったため。
再発防止	作業中は保護具を着用する。

コラム安全だより

公益財団法人東京しごと財団より発行されているコラム安全だよりを掲載します。今回は自転車交通ルールついての内容になっておりますのでぜひ参考にしてください。
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